最高の1枚を撮るために必要なこと。北千住で学びませんか？

仕事から帰ると息子が夕飯を作ってくれていました。

お世辞にも見た目はきれいではなく、男料理と言うか、雑と言うか・・・

レタスは手でちぎり、大きく、外側の硬い葉もサラダにしていました。硬いならせめて細く切るとかすればいいものを手でちぎっているだけですからかなり大きく、食べにくい。それを皿に山盛り乗せて皿の内側は全く見えない状態です。

明太子パスタは市販の刻み海苔がパラパラと掛けてありましたが、こちらも器が小さく、山盛りで、まるで亡くなった人に供える枕飯のようにこんもりしています。案の定、取り分ける時にはパスタが皿から落ち、テーブルにはみ出し、こぼれ落ちました。

見た目は人様に見せれるものではありませんが、私は記念に写真を撮りました。

それは上手く撮る必要もないし、誰かに見せる必要もない写真です。それでもその写真は私の思い出を残してくれます。

何年後かはわかりませんが、きっとその写真を見て、微笑ましく心がほっこりすることでしょう。

そこに写っているのは、見た目の悪い夕飯ではなく、息子の心だと思うのです。

写真は、見た物をそのまま写すのではなく、空間、その時の空気と人との関係を映し出すものかもしれません。

上手に撮るのではなく、思い出を撮る。

きっと、鼻腔をくすぐり、味を感じる写真は、思い出を感じる写真だから・・・

そんな最高の1枚を撮るために一緒に勉強しませんか？